VISAが降りない

木曜からオーストリアで一緒に会議をする部下のシェンゲンVISAが降りない。困ったものだ。領事館に進捗を問い合わせてもはっきりとしたことを言ってこない。何にそんなに時間がかかると言うのか。

ちなみに連邦海外腐敗行為防止法のトレーニングがあったのだが、以前某国の領事館が某国のVISA発行に5万円近くを要求し、実際には2万円分の領収書しか出せないと言ってきたことがあった。差額は領事館員の懐を不正に潤すことになるのか。連邦腐敗行為防止法に照らせば問題である。

ただしプロセスとして許可申請を早めるために追加料金を払うこと自体は合法だそうだ。ただし特定個人ではなく政府の組織団体宛ての支払いであり、公式な領収書が出される必要があるが。

追加料金を払えば降りるものならば払ってでもVISAを取りたいものだ。この不景気の中、海外の出稼ぎフィリピン人の失業が増えているらしいがそんなことも背景にあるのだろうか。フィリピン人のVISA取得が手間隙掛かる国が多いのは仕事上非常に困る。