2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

結婚式にむけて散髪

やはり結婚式前には散髪に行って小奇麗にしないとな、と小汚い小生は美容室に行った。 嫁さんにも整えておいでよとついでに勧めた。後になって、アキラさんに結婚式前に女性は髪なんて切らないよと笑われてしまった。 下手に切って髪を揚げられなくなったら…

結婚式

今週末にハワイでこっそりと挙式してきます。結婚式には招待しますなどと軽はずみな空約束をしてしまった友人の皆さん御免なさい。本当は日本で古式ゆかしく神前挙式にしたかったのですが、マニラから準備する大変さや甲斐性の無さ等もあり、こっそりと身内…

Sango

ほう。PowerPlantMallのCIBOの隣にSangoが開店するのか。モスバーガーを模したこの店はモスバーガー好きには有難い。やはり今のSangoがある場所はCOOPが閉店した後ではなかなか日本人も行きづらいだろうから、日本人の多いRockwellに開店するのは正解かもし…

指示と返信

レポートに対して10個指摘したら、そのうちの5,6個だけ反映するなり返事するなりして残りは放置してしまう子がいる。返事のあった5,6個についてさらにフィードバックする傍ら、残りの4,5個はどうなったかを問う。再返事には5,6個についてのフィードバックに…

マニラの気候

暑い。それでもってむわっとする。肌がべとつく。乾燥したスペインから戻れば尚更だ。しかしスペインで「あかぎれ」に悩まされていた身としては湿度のあるマニラの気候は好都合だったりする。 これからさらに暑くなっていく時期。エアコンの使用増加と車の大…

宴の終焉

新婚旅行もこれで終わり。ローマ文明、イスラム文明、中世キリスト教、近代スペインと歴史が重層に積もった土地を旅すると一生の短さをどうしても痛感させられる。栄華を極めたイスラム諸国も、世界の主役を演じたスペイン帝国もその後は没落の一途。驕れる…

Gaudi

Modelnismo

Sagrada Familia

Parador de Cardona sunrise

春は曙。やうやう白くなりゆく山際 少しあかりて、紫だちたる 雲の細くたなびきたる。 スペインの春のピレネーでもかわることなく。

Parador de Cardona

Hotel 1898

Las Ambras通りの地下鉄Liceu駅の傍の好立地。ゴシック地区の殆どの観光地へも歩いていけるのはありがたい。一等地にありながら、見かけからして豪華な門構えを見せる。 ロビーはモノトーンに木の質感のスペインの高級ホテルに良く見かけるスタイル。シック…

Parador de Arcos De La Frontera

今旅行で2件目のParador宿泊となる。ここは建物こそ古めかしいものの、元王城ではないようだ。街の中でも観光の上でだけでなく標高も最高の立地にある。 客室10室ほどが開けた眺望に向いている。すぐ下は絶壁となっており、まるで空中高くにいるかのような爽…

Arcos De La Frontela

白壁の家が連なるAndaluciaの村への交通の便は思いのほか悪かった。Sevillaからの直行便バスが8時にあるという話だったのだが、いざターミナルに行ってみると乗車券売り場は開いておらず。来るはずの便を見つけることができず目的地近くのJerez De La Fronte…

Sunset in Arcos De La Frontela

Sevilla Casa de los reyes de Baeza

市街地のビジネスホテルの予約が一泊足りなかったことに気づき、延泊は200ユーロだと言われたので別のホテルを探すことにした。幸いにしてGranadaで泊まったものと同じ系列ホテルに空きが合ったのでそちらに移動する。 いやはや素晴らしい。昔の有力貴族の邸…

Sevilla Flamenco

SevillaはFlamencoの本場らしい。ロマと呼ばれる欧州全域を放浪する民が生み出したとされている。ジプシーという呼ばれ方のほうが日本では馴染みがあるかもしれない。ゲームのドラゴンクエストに出てきたジプシー姉妹の良いイメージしかなかったが、実際には…

Sevilla Senzone at Hospes

Sevilla Alcazar

ペドロ1世は本当にアラビア様式が好きであったらしい。彼、Carmonaに愛人との別荘がわりの王城を作った御仁であり、周囲にアラビア語の使用まで強要したアラビア狂いの王である。 Alhambra宮殿の再現のようである。彩色を施した若干西洋調のアラビア宮殿も面…

Sevilla Robles Tapas

Sevilla Plaza Espanol

1920年代の万国博覧会の際に造られたらしい。ハコが大事とは云わないけれども大阪万博では太陽の塔以外に何が残ったのだろうと思う。有形文化財として親しまれるような何かは残ったのか。思い当たらない。建設に1100億円近くかかった新宿の新東京都庁舎が改…

Sevilla Cathedralに思うこと

欧州でヴァチカン、セントポールについで三番目に大きな大聖堂だそうだ。どれだけ手間をかけて金銀の富と壮大な建築を神に捧げたかを誇示するかのよう。ここに新大陸への道を開いたクリストバル‐コロン、コロンバスの霊廟がある。宗教というものを考えさせら…

グラスホッパー

寛いでいると大きなバッタが近くによって来た。私らが他の席に移ると今度はそちらに飛んできた。たまたま嫁さんが伊坂幸太郎の「グラスホッパー」という小説を読んでいたのでそのせいだろうと話していた。 通常の緑色のトノサマバッタは単独相あるいは孤独相…

Carmona一望

Carmonaの街は小さく歩いても1時間もあれば一周できてしまう。歴史に深い理解があるわけでも教会建築に格段の興味があるわけでもないのでCarmonaの教会もさほど興味深いものには映らない。Carmonaはそぞろ歩きをし、適当に居心地のよさそうなBarでタパスをつ…

Parador de Carmona 2

どうやらCarmonaで一番の観光名所はParadorであるらしい。カフェやレストランは外来の客も利用できるため、週末はかなり混む。 しかしそれでも宿泊者専用のラウンジなどもあるし、平日や夕刻ともなれば人はうんと減る。宿泊者専用ラウンジには風格溢れる王家…

Parador de Carmona Restaurant

さて、レストランで食事を取ったのだがたまたま80周年記念メニューが供されており、通常のものより値段も安かったのでそちらを頼んだ。 まずは冷たい前菜4種。左上がアンチョビーのマリネ、左下がオレンジ、帆立貝とキャベツのサラダ、右上がイベリコ豚、右…

Pedro

セビーリャから30kmの高台にある町、カルモナは、フェニキア、カルタゴ、ローマ、西ゴート、アラブ、ユダヤ、キリスト教徒と数々の民族が支配し、軍事上の要所とされてきた長い歴史を持つ。712年からイスラム教徒によって侵略されていたセビージャの町は1248…

Renfeスペイン鉄道

この新婚旅行、バックパックで来ようか随分と迷った。一箇所滞在型のリゾートハネムーンと違い、スペインの史跡をいくつも回りたいとの願いがあったのでどうしても都市間の中長距離移動が多くなる。ならばバックパックが一番機動力に勝る。何せスーツケース…

Parador de Carmona

スペインには修道院や貴族の邸宅、果ては王城を改修して整備されたパラドールと呼ばれる宿泊施設がある。 今回はSevillaからタクシーで30分、40ユーロ弱でこれるCarmonaの王城を改装したパラドールに泊まりに来た。崖の上に聳えるように建つ4階建ての古めか…

フィリピンでなぜスペイン料理が根付いていないか

確かにMadridを離れるほど食事は美味しくなってきたように思う。とはいえMadridがそんなに酷いとも思わなかった。 ところでなぜスペインに数百年も植民地支配を受けながらフィリピンにスペイン料理は根付かなかったのだろう。海に四方を囲まれ、内地では稲作…