2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Absinthe

緑色の液体の酒を時折欧州では見かける。同僚の子が友人に買ってくるように頼まれたというこのアブシンスという酒だが、チェコ原産かと思いきや欧州で比較的一般的らしく、様々なエピソード故に密かな人気のある酒のようだ。ニガヨモギで作ったお酒の一般名…

プラハ市内観光

二日酔いの為午前中は起き上がることが出来ず。昼過ぎから雨の中を終日AdiとAndreeaに旧市街を案内してもらった。残念ながらひどく雨が降っていたが、バスやトラムを乗り継いでプラハ一番の観光コースを案内してもらった。観光そのものよりもいろんな話をし…

友人Adiと再会す。

ルーマニアで働いていた頃、人生で最も楽しかった時期のひとつを一緒に過ごした友人である。かれこれ7年間ろくに連絡を取っていなかったが、そういえばPragueには彼がいたかと思い出し、連絡を取って再会する段となった。7年も連絡をとっていなかったにも拘…

土産物

チェコは琥珀とボヘミアングラス、ガーネットが有名らしい。中心地の至るところにそれらの店が並ぶ。緑の琥珀と橙色の琥珀が置かれている。緑のものも自然色なのだろうか。それとも色加工したものなのだろうか。蚊や蠅の閉じ込められたものが高価だったりす…

ステンドグラス

アルフォンソ-ミュシャの作であるステンドグラスを観た。アールヌーボーの巨匠に掛かればステンドグラスもここまで優雅で色彩豊かになるものか。ベルギーの大聖堂のステンドグラスも大層気に入ったけれどもそれを上回ってこの作が今まで見た中で最も素晴らし…

プラハ

ブリュッセルの仕事も今日で終わり。色々と都合をつけて一週間早くフィリピンに帰れるように都合が付けれた。昼間働き、夜もマニラの時差に合せて仕事をする生活にそろそろ体力的にも疲れてきた。そして次のコンサルテーションのためにプラハに転戦。マニラ…

落書き

落書きの水準の高さもここまでくるとぐうの音も出ず。装飾画と言える。 目を凝らすと随分とスタイルの違う絵が入り交ざっているように思う。同じ作者が幾スタイルも描き分けているのか、異なる作者が他の絵を匠に融合するように描いているのか。 教会を見る…

ベルギービールフリーク

ビールが旨すぎて、日曜の午後の2時間をビールを飲みつつビールの日記に捧げてみた。部下と2人で6リットルほどのビールをまとめ買いしてしまったほどだ。今回、初めて欧州を訪れた一人暮らし経験のない深窓育ちの部下はホームシックをアルコールで解消してい…

アトミウムと小欧州

1950年代にベルギー万博の際に建てられたらしい。比較的最近のものだと思っていたので驚きである。しかも球から球へとエスカレーターで移動できるというのだから優れものである。 大阪万博と太陽の塔に日本の子供が熱狂した以前の建造であるから、なんとも近…

ブルージュ市庁舎

いつの時代に建てられたのかも、誰が描いたのかも知らないし調べることすらしていない。 この市庁舎の室内装飾を見てとたんに足が動かなくなった。傍目から豪華絢爛であることは間違いない。しかしあちらこちらに金が塗られて一見脂っこくなりそうなものだが…

嗚呼、麦酒が旨い

今まで麦酒は酔う為に求めても、自分から楽しむ為に飲むものではなかった。付き合い麦酒が圧倒的に多い。むしろワインや日本酒ほどに強くないから麦酒を選ぶくらいなものだった。 ブリュージュの運河沿いを自転車で半周し、風車を観光した後に目に付いた街角…

ブリュージュ

14世紀から15世紀に現在のベルギーとオランダを指すネーデルランドで最も栄えた港町。ただし沈泥によって商船が入れなくなり15世紀以降は都市機能そのものが失われ長く捨て置かれたらしい。そんな事情が効を奏して中世の建物が非常に状態よく保存されている…

犬に恋煩い

犬に関連した置物にすら強く反応してしまう。バンクホリデーという本来銀行以外になんの関係もないはずの休日のおかげで4連休。夕方まで働き、5時頃から外に繰り出した。露店が幾つか立っていたのだが、置かれているものの水準が非常に高い。動物の木彫りの…

ベルギー麦酒

何はともあれ無事BENELUXのコンサルテーションも終了。思いのほか前倒して全ての議論を終了することができた。それにしてもベルギーは麦酒が美味い。こんなにも麦酒は美味いものだったか。とりわけ仕事を無事終えた後の一杯は格別である。いかにもな勤労者ぶ…

食事の重み

コンサルテーションの場所をDACHからBENELUXに移す。ちなみにDACHは独逸、墺太利、瑞西の頭文字を並べた呼び名で、BENELUXも同様に白耳義、和蘭、ルクセンブルクの経済圏の呼び名である。クライアントチームはポルトガル人、イギリス人、フィリピン人、フラ…

ウィーン自然史博物館

鉱物の館をとってみても素晴らしいの一言に尽きる。只々美しいものを集めた。そのように感じる。 長方形の石版を並べた一角はまるで建材の展示市のようだが、近くで見るとこんな模様が自然界にあるのかと驚嘆する。其の一方で灰色一辺倒の変わり映えのしない…

ウィーン自然史博物館

大抵は宮殿を専制君主制が崩壊した後に美術館などとして転用している場合が多い。しかし美術品と動物や鉱石標本の美術館を想定してハプスブルグ王政の元にこの壮麗な双子の宮殿が建てられたことにオーストリア人の学問教養への意識の高さが伺える。 ウィーン…

美麗

同性愛者の都ウィーン

観光客が皆、オペラやらクラシックコンサートやらに足を運ぶ傍ら、ブリュッセル市民はこのLifeBallというイベントに足を運んでいたようだ。老若男女、路上の殆どの人が同じ方向に吸い込まれるように歩いていたのでこのイベントの存在感の大きさが伺える。チ…

エジプト文明 宇宙人由来説

こんな見事なエジプト王朝の石棺はメトロポリタン美術館でもカイロ博物館でもお目にかからなかった。流石はウィーン。そしてインカ文明同様にエジプト文明も宇宙人由来であるとの思いを強くする。 ところで、魚をミイラにするのに何の意味があるのだろうか。…

音楽の都ウィーン

部下の子が初めての欧州だということなので、室内楽、オペラとウィンナーワルツの見世物小屋へ行くことにした。 バイオリン3人、チェロ、コントラバス、ピアノ、フルート、クラリネット、トランペット、打楽器という構成。これはスタンダードな構成なのだろ…

芸術の都ウィーン

ステファン大聖堂 王立図書館街そのものが芸術である。建物もふと街角で見かけた噴水さえも。 噴水の彫刻の足の造形の素晴らしさ。足の血管フェチには堪らぬであろうよ。さほど通行人が気にも留めない一角に唸らせるような傑作がある。

オーストリア人

意外とオーストリアオフィスの人は英語が流暢で話すスピードが速い。あくまでドイツ語が母国語であるにも関わらずだ。第2、第3外国語の水準の高さに驚かされる。コンサルテーションの内容が時に専門的過ぎて入り込めないことが多々ある。トランズアクション…

やりたいこと

オーストリアコンサルティングに備えて13時間の飛行時間の大半を資料の読み込み等に費やす。なんだか気が重くなってきたので煩悩を掻き立ててやる気を起こしてみる。犬が飼いたい。 子供が欲しい。 贅肉を落し、体力をつけたい。 スキューバダイビングのライ…

ベルギー人の大ボス

ベルギー人の大ボスは数年プロのDJをやってラジオの番組を持っていたこともあるそうだ。その一方で16年空手をやっていた学生空手チャンピオンでもあったりとなかなか面白い経歴の持ち主のようだ。5年で課長、7年で部長、13年で部門長になったというのだから…

Slumdog Millionaire

浮浪者の子供を集めて才能を見極めてその道へと育てる。そしてピン撥ねをする。今の刑民法に照らせば違法なのだろうが善悪はわからない。いや、強制し自由を奪っている時点で駄目か。映画は現実の世の中を知り、賢くなれと言っている気がする。世界的に大当…

VISAが降りた

なんとまあ。翌日出発だと言うのに前日朝の段階でVISAは有らず。しかもVISAがないと航空券の発券はできないそうだ。会社が契約している旅行代理店にしつこく問い合わせたところ、追加書類を紛失していたにも拘らず黙っていた事が判明。つまり領事館に申請書…

VISAが降りない

木曜からオーストリアで一緒に会議をする部下のシェンゲンVISAが降りない。困ったものだ。領事館に進捗を問い合わせてもはっきりとしたことを言ってこない。何にそんなに時間がかかると言うのか。ちなみに連邦海外腐敗行為防止法のトレーニングがあったのだ…

犬が飼いたい

先日Tiendesitasに行って以来、我が家では犬熱が高まっている。先日見たビーグルが非常にかわいらしかったのでビーグルの犬種特徴をインターネットでいろいろと調べても見たのだが、初心者に飼い易い犬ではないようだ。排泄のしつけが比較的長く掛かる。ブリ…

Tiendesitas

半年振りにPasig市のOrtigas通りにあるTiendesitasに行ってきた。Furniture Village, Pet Village, Fassion Village, Antique Village, Green Villageなど専門店街が集まっており、中央の広場では催しが開かれる。今日は猫の展覧会に向けて準備中であった。…