2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日曜の団欒

朝、裏庭で皆で朝食を食べる。食後に土産を渡した。 母には家紋をあしらった粋な小手拭いを。 父には懐中時計を。 デリアにはティアドロップ型の南洋黒真珠のペンダントと淡水真珠のブレスレット&ピアスを皮の宝石箱に入れて。 シュテファンには玩具の鎧と…

シュテファン

新幹線への鉄道軌道変更修理の為だとかで昔は2時間半しかかからなかったブカレストからコンスタンツァへの列車が4時間半もかかる。彼是3年近く工事しているらしい。23時半にようやくコンスタンツァに着くと、プラットホームにはシュテファンが迎えにきてくれ…

8年ぶりルーマニア

折角ポーランドまで出張できたのだから延長してルーマニアの友人の顔を見て帰る予定を組んだ。大層、大層、言葉にならぬほど世話になった友人。人生の中でも最もインパクトのある期間であろう半年間を共に過ごした友人である。空港にはニコラエが迎えにきて…

ポーランド監査終了

水曜日から再びラトビアからポーランド主力監査部隊に合流し、金曜日まではひたすら追い込み。なにせ中欧北部支社の社長が怖いのなんの。内部統制に対する意識が高く、マーケティングディレクター、営業統括ディレクター含め、幹部、中堅クラスが皆熱心に議…

琥珀再び

リトアニア、ラトビアの琥珀は樹種:パイナス・スッシニフェラという松科針葉樹の樹液と目されており古第三紀新世後期 約4,000万年前まで遡ると言う。古くからバルト海沿岸の琥珀は珍重され、AmberRootと呼ばれる絹の道ならぬ琥珀の道と呼ばれる貿易路すら存…

ラトビア料理

ラトビア、エストニアの料理はバルト海の魚も新鮮で味付けも軽く美味い。 でもやはり肉も美味い。 いやあ、美味い。

夕陽

バルト三国は既に北欧と呼んでも良いのではなかろうか。日が沈むのが21時半頃であり、随分と日が長い。19時ごろに仕事を終えても太陽はまだ高く、空は突き抜けるように青い。おかげで街を散策する余裕がある。しかし残念ながら観光地の旧市街といえ、20時も…

タリン 土産物

こてこての観光客の土産物なのだろうけれども、やはりこういうものを見てまわるのは楽しい。安い置物なんぞに手を出すと、大抵はガラクタ化してしまうので、実用性のあるものをなんとか探そうとする。しかし実用性のあるものは似たり寄ったりの類似品が大抵…

エストニア人

いつも旅から帰って撮った写真を振り返ると、ブログには基本的に載せるつもりのない身内の写真か景色の写真ばかりなので、ブログに乗せる写真は大概素っ気無いものになる。旅の楽しさはそこで接する人との出会い、人の活気。そこでなかなか抵抗があることな…

タリン エストニア

ヘルシンキからフェリーで数時間、サンクトペテルブルグから近いといった地の利もあり、タリンは人気の観光地のようだ。 もし小生にも1,2週間の休暇が取れたならばロシアから北欧に抜ける通過点として、あるいは北欧めぐりにおけるアクセントとしてタリンを…

琥珀

針葉樹の樹液が1000万年以上の年月を経て固化したものが琥珀だそうだ。ポーランドとリトアニアに挟まれたロシアの飛び地であるカリーニングラードで世界の琥珀の90%を産出し、残りがバルト海沿岸国で産出されるそうだ。つまり乱暴に言えば琥珀はバルト海沿…

中世の趣

はて。映画「指輪物語」に出演されてませんでしたか。。。確か名前はサム。 まるでホビットの村の酒場のような店だった。上に爪先が反り返った靴は豊かさの印なのだという。見栄を張って高く反り返った靴を履くのだとか。 ハンザ同盟時代の中世の衣装なのだ…

リガ ラトビア

BalticAirで2時間飛び、バルト三国はラトビアの首都リガに来た。タラップの無い空港を歩いて横切り、簡素だが新しく現代的な空港を出てタクシーに乗る。黄緑色のタクシーはどれも新しく清潔で快適である。街は緑に包まれ、見る限り建物は綺麗に手が入れられ…

リガの街角

ポーランド人

ここ数日仕事をしていて思うのだが、ポーランド人の勤勉さと責任感の強さが印象に残る。期日までにしっかりとやり遂げてくるし、依頼していなかったことも目的の為に必要とあらば率先して行ってくれる。ホテルの従業員にしても、知らなければ必ず知っている…

ワルシャワ旧市街

第二次世界大戦の戦火で主要都市の殆どが50%以上破壊され、ワルシャワに至っては壊滅的なまでに焼け野原となった。そんな背景からワルシャワは観光客に敬遠されがちな街である。綺麗な街並みをみたいならばクラコフに行け。負の遺産を見たくばオシフィエン…

ポーランドの食

肉と芋。これは素材勝負の印象が強い。 嬉しいのがポーランドもビールが美味いこと。はっきりいってタイ料理、ベトナム料理、日本料理、イタリア料理の店が横に並んでいたらポーランド料理の店に入ることはほぼないと思われる。トルコ料理、ブラジル料理が並…

ポーランド人から聞く一般論

ファイナンスのディレクターと夕食を共にし、雑多な話を聞くことができた。ポーランド人は一般的に外交的でなく気難しく悲観的であると言われるそうで、彼もそれには反論しないという。しかしそれ以上にバルト三国は内向的で、エストニア人、ラトビア人と一…

視座の高さ

中欧地区の社長が30分の予定を1時間とって話をしてくれたのだが、なかなか刺激的であった。中欧の組織は能力が高いことで長年知られており、欧州や中東アフリカ地域で新システムや新体制の導入など新しい試みをする際には常にパイロット組織として位置づけら…

Warsaw

広大な国土をもつ欧州の国の首都の中心地だというのに街は明かりが少なく暗い。ううむ。10年前に訪れたポーランドの都市はクラコフだったがワルシャワもさほど発展していないような印象を受ける。旧共産主義国の香りってやつが漂う。Marriottホテルの30階の…

転職を真剣に考える

6ヶ月を過ぎてからあまり訓練をしなくなった。遊び相手をする時間も減り勝ちになっていて申し訳ない。マンゴーは我等が思っている以上に賢い犬かもしれない。ただ時に従うことを良しとしないだけで。私たちの表情を見ており、明らかに粗相をして反応を覗って…

マンゴー誕生日

5月15日をもって目出度くマンゴーは1歳を迎えた。真贋のほどはわからないチャンピオンドッグを父に持つという純血種証明書の記録によるとだが。 嫁さんが日本食料品店Hacchinで日式ストロベリーショートケーキをホールで頼んでくれていた。チョコプレートに…

思い入れの真珠

ポーランド出張の後にルーマニアに滞在する機会が得られそうだ。長らく会えていなかったルーマニアの友人への手土産に真珠のアクセサリーを買いにグリーンヒルズに走る。シュテファンにはルーマニアで働いていた頃に大層世話になった。彼の結婚祝いも娘の出…

選挙の結果

黄色がトレードマークのノイノイアキノが大統領選を制した。大統領選挙だけではなく、170,000人もの当選者を選ぶ大選挙。その裏ではマルコス大統領夫人として贅を尽くして批判された80歳のイメルダマルコスも議員として当選。80歳の老体で何ができるのか。そ…

不慮

なんなのだろうね。苦難が立て続けに起こるということがなぜか起こるように思う。御神籤で凶を引いて以来、絶不調の2010年を送る身としては、厄年や運気というものがあるように思えてくる。厄年なんてものは本当にあるのですかと間違った人に聞けば、「今頃…

為替

海外に口座を持つフィリピン人資産家が大統領、上下院議員選挙で候補者を支援するために、有権者を買収するためにペソに大量換金し続けたものだからペソが円、ドル双方に対して上がり続けていたという話。しかもラリー参加者等にばらまくには500ペソ札、1000…

天使の喇叭と呼ばれるらしい。蜂や蝶にどうやって蜜を吸えというのかね。 明るく撮ったら何やら爽やかに撮れた。 家に庭があるとしたら何を植えたいかね。Sonya’sGardenはあまりに甘すぎるけれども、草花に溢れた庭というのも悪くないなと思う。楓に苔。窓際…

南国果実

南国らしさを一番感じやすいのは果物かもしれない。タガイタイのフルーツスタンドでマンゴスチン、カラバオマンゴー、アップルマンゴー、ドラゴンフルーツを購入し、従兄弟は大量に持って帰った。 ちなみにこのアップルマンゴーは世間一般で言われる宮崎や沖…

Sonya’s Husband

毎回泊まる度に夕食時にギターを弾きながら歌ってくれる初老の男がいる。アコースティックギターが上手で旅情気分にさせてくれるが、歌声がなんというか。爺様の風呂場での鼻歌なのである。京都の古寺のお坊様が聞いた有難いお告げ曰く、ソニアの旦那なのだ…

Sonya’s SPA

単に小生が知らないだけなのか、それとも層や裾野が貧弱だからか。マニラへの来客があるとアニラオからタガイタイをまわるコースとなってしまう。裏を返せばマニラで満足させられるプランが思い浮かばない。カジノもマカオに比べるほどではないし、オカマシ…