出張

印度初訪問の印象

印度の印象は混沌でも貧困でもなく、個性ある文化と美食とピンからキリまでの層の厚さ。懐が深い。そして印度は一国と見るにはあまりにも多様だ。是非休暇で再訪したいものだ。 アーユルベーダを試せなかった エローラ、アジャンターなどの近隣の名所にすら…

印度の仏教寺院

ムンバイにも日式仏教寺院があるというので案内してもらった。建物の外観があまりにも印度風なので騙されたと思ったが、看板を見ると日本山妙法寺とある。 法華経寺院のようだ。なんだか印度の文字を読めた気分になる。 仏様はどこか南国な装いで賑やかな華…

印度飯

殆ど連日、ホテル内のレストランで3000円以上の食事をしていたので、一般の印度の食事の参考にはならないのかもしれない。しかし初日の夜の正統派なカレーやマサラ、タンドーリの類は非常に満足した。いままで食べたインドカレーの中で一番美味い。本場のほ…

印度人

素敵すぎる髭の兄貴。 怒るとこんな感じになるのだろうか。印度博物館で見つけた日本の面。 こちらも趣は異なるが良い感じ。テーブルナプキンを頭に載せたような。。。などと言ったら叱られますな。写真を撮らせてくれと言うと、帽子を被りなおし、髭を整え…

カースト

ムンバイは数年前にアカデミー作品賞を獲ったスラムドッグミリオネアの舞台でもある。 こちらは洗濯だけを生業とするカーストの住む地域。バラモン教から発展したヒンドゥー教では2000以上ものカーストに細分され、カーストに対し職があてがわれている。王様…

ガンジー記念館

ネルソンマンデラに恵まれた南アフリカの幸運。 マハトマガンジーに恵まれた印度の幸運。 坂本竜馬に恵まれた日本の幸運とでも言うべきかね。安部、福田、麻生、鳩山を得た不幸の国でもあるが。 マハトマガンジーの名言集を衝動買してしまった。 妻を看取る…

ムンバイダイブ

ムンバイきっての観光地は印度門。英国のアルバートだかの訪印を記念して造られたらしい。別に門の上に上れるわけでも、門としてくぐれるわけでもない巨大な置物にしか過ぎないのではあるが。 そして印度門のすぐ脇にはかの有名なタージマハルホテルが建つ。…

ITCマラーターホテル

乞食が町中を歩き回り、スラムの割合が多く、川にはごく自然な営みの結果として人間の死体が流れていたりする。そして無菌室のような街で育った日本の一部の若者が価値観を根底から覆されるところ。印度ほど極端な例を見ずとも、日本にも大抵の問題は転がっ…

インドVISA 顛末

いつ発給されるのかわからない状況の中で、とりあえず荷物をまとめて車の中に準備しておいた。旅行代理店が代行しているので、午前中に幾度か催促したものの、VISAの発給が仮に本日可能だとしても大使館からの発給は4時以降になるから本日の6時のフライトに…

インドVISA

なんとVISAが発行されずに予定通りに土曜に出発できなくなってしまった。 日本人に入国VISAが必要な国はフィリピン人に比べると少ない。必要だったとしても、フィリピンパスポート保有者より長い滞在VISAを最短日程で取得できる場合が殆ど。しかしフィリピン…

ソーシャライジング

知人にマンゴーを一週間預かって頂ける事になった。急なお願いにも拘わらず引き受けてくださった知人に感謝。預かって頂く実家には他にトイプードルとシーズーがいるので、まずは相性が問題ないかお見合いをさせてみようということになった。娘さん曰く、少…

琥珀再び

リトアニア、ラトビアの琥珀は樹種:パイナス・スッシニフェラという松科針葉樹の樹液と目されており古第三紀新世後期 約4,000万年前まで遡ると言う。古くからバルト海沿岸の琥珀は珍重され、AmberRootと呼ばれる絹の道ならぬ琥珀の道と呼ばれる貿易路すら存…

ラトビア料理

ラトビア、エストニアの料理はバルト海の魚も新鮮で味付けも軽く美味い。 でもやはり肉も美味い。 いやあ、美味い。

夕陽

バルト三国は既に北欧と呼んでも良いのではなかろうか。日が沈むのが21時半頃であり、随分と日が長い。19時ごろに仕事を終えても太陽はまだ高く、空は突き抜けるように青い。おかげで街を散策する余裕がある。しかし残念ながら観光地の旧市街といえ、20時も…

タリン 土産物

こてこての観光客の土産物なのだろうけれども、やはりこういうものを見てまわるのは楽しい。安い置物なんぞに手を出すと、大抵はガラクタ化してしまうので、実用性のあるものをなんとか探そうとする。しかし実用性のあるものは似たり寄ったりの類似品が大抵…

エストニア人

いつも旅から帰って撮った写真を振り返ると、ブログには基本的に載せるつもりのない身内の写真か景色の写真ばかりなので、ブログに乗せる写真は大概素っ気無いものになる。旅の楽しさはそこで接する人との出会い、人の活気。そこでなかなか抵抗があることな…

タリン エストニア

ヘルシンキからフェリーで数時間、サンクトペテルブルグから近いといった地の利もあり、タリンは人気の観光地のようだ。 もし小生にも1,2週間の休暇が取れたならばロシアから北欧に抜ける通過点として、あるいは北欧めぐりにおけるアクセントとしてタリンを…

琥珀

針葉樹の樹液が1000万年以上の年月を経て固化したものが琥珀だそうだ。ポーランドとリトアニアに挟まれたロシアの飛び地であるカリーニングラードで世界の琥珀の90%を産出し、残りがバルト海沿岸国で産出されるそうだ。つまり乱暴に言えば琥珀はバルト海沿…

中世の趣

はて。映画「指輪物語」に出演されてませんでしたか。。。確か名前はサム。 まるでホビットの村の酒場のような店だった。上に爪先が反り返った靴は豊かさの印なのだという。見栄を張って高く反り返った靴を履くのだとか。 ハンザ同盟時代の中世の衣装なのだ…

リガ ラトビア

BalticAirで2時間飛び、バルト三国はラトビアの首都リガに来た。タラップの無い空港を歩いて横切り、簡素だが新しく現代的な空港を出てタクシーに乗る。黄緑色のタクシーはどれも新しく清潔で快適である。街は緑に包まれ、見る限り建物は綺麗に手が入れられ…

リガの街角

ポーランド人

ここ数日仕事をしていて思うのだが、ポーランド人の勤勉さと責任感の強さが印象に残る。期日までにしっかりとやり遂げてくるし、依頼していなかったことも目的の為に必要とあらば率先して行ってくれる。ホテルの従業員にしても、知らなければ必ず知っている…

ワルシャワ旧市街

第二次世界大戦の戦火で主要都市の殆どが50%以上破壊され、ワルシャワに至っては壊滅的なまでに焼け野原となった。そんな背景からワルシャワは観光客に敬遠されがちな街である。綺麗な街並みをみたいならばクラコフに行け。負の遺産を見たくばオシフィエン…

ポーランドの食

肉と芋。これは素材勝負の印象が強い。 嬉しいのがポーランドもビールが美味いこと。はっきりいってタイ料理、ベトナム料理、日本料理、イタリア料理の店が横に並んでいたらポーランド料理の店に入ることはほぼないと思われる。トルコ料理、ブラジル料理が並…

ポーランド人から聞く一般論

ファイナンスのディレクターと夕食を共にし、雑多な話を聞くことができた。ポーランド人は一般的に外交的でなく気難しく悲観的であると言われるそうで、彼もそれには反論しないという。しかしそれ以上にバルト三国は内向的で、エストニア人、ラトビア人と一…

視座の高さ

中欧地区の社長が30分の予定を1時間とって話をしてくれたのだが、なかなか刺激的であった。中欧の組織は能力が高いことで長年知られており、欧州や中東アフリカ地域で新システムや新体制の導入など新しい試みをする際には常にパイロット組織として位置づけら…

Warsaw

広大な国土をもつ欧州の国の首都の中心地だというのに街は明かりが少なく暗い。ううむ。10年前に訪れたポーランドの都市はクラコフだったがワルシャワもさほど発展していないような印象を受ける。旧共産主義国の香りってやつが漂う。Marriottホテルの30階の…

シムシティ

大通りには巨樹の並木が茂り、高層階から街を眺めると思いのほか緑は多い。道路は綺麗で何もかも整然としている。ここ数日23時過ぎにタクシーで帰るが全く不安を感じない。至る所に「No Food Fine$1000」だのと警告看板がある。違反内容にもよるが違反者は新…

印度人

久しぶりにシンガポールに来た。先週は電話会議を駆使して遠隔監査をしていたのだが、どうしても電話やネットミーティングでは状況が理解しづらい。しかもシンガポールの人達も来期予算作成の詰めに追われている時期ということもあり、お互いに非常にストレ…

シンガポー

嗚呼 面倒くさい。監査に赴くのも3回めだということもあるし、日曜の夕方入りして金曜日の報告会議直後に帰るため、一切観光する時間が無いということもある。ディンタイフォンと美味しい日本食を想像してやる気を掻き立てよう。 確かオフィス脇のショッピン…