ウィーン自然史博物館

鉱物の館をとってみても素晴らしいの一言に尽きる。只々美しいものを集めた。そのように感じる。

長方形の石版を並べた一角はまるで建材の展示市のようだが、近くで見るとこんな模様が自然界にあるのかと驚嘆する。其の一方で灰色一辺倒の変わり映えのしない石片が延々と並んでいるのにも素人目に理解し難い愛着と拘りを感じる。

素晴らしいコレクションだからこそそれを入れる展示台にも拘りたい。さらには室内装飾にすらテーマとの一貫性を持たせたい。果てには建物そのものにも。。。整然と並べられた陳列そのものにも矜持を感じるし、装飾すら一つの鑑賞の対象となる。

正直4,5時間ぐらいは優に過ごせる場所なのではないだろうか。