トイレ小 2日目

様々な躾方法が巷に溢れている。同じ方法がある犬には巧く効いたり効かなかったり、犬の個性次第のようである。その最も顕著な分野がトイレの躾である。基本的にはトイレシートの上で排尿できた時にはこれでもかというぐらい褒めちぎり、御褒美をやることでトイレシートの上で排尿する=良いことが起きる⇒それを次回から繰り返すようになる、というのが躾の基本のようだ。

しかし細部では方法は多岐に分かれる。小の躾に関しても、トイレシート外で排尿してしまった場合に、現行犯で捕まえて叱るという意見と、淡々と後始末をして叱りつけることはしないという意見に分かれる。

後者は、犬は排尿したことを叱られたのか、シート外でしたことを叱られたのかが判断できないので、叱られるのを恐れて人前でしなくなるなどの悪影響があると言う。人によっては叱って躾けるメリットは殆どないとさえ言う。しかし後者の方法では覚えず、前者の方法にしてようやく覚えたという事例もある。

とりあえずは褒めちぎり、叱らない方式でやっていこうかと思う。2日目現在、外でトイレに成功したのは8回中2回程度ではないだろうか。

犬は糞尿の匂いが自分の所在を他の動物に知らせてしまうことを防ぐ為に本能的に巣で排泄することを避ける。夜間はゲージ内にトイレ台とベッドを入れているのだが、ベッドを巣、トイレ台を一応トイレとは認識してくれているようで、シートの上に大小をしてくれているが、私たちの目の前ではゲージ内トイレ台に排尿することは無い。我慢していれば外に出してくれるし、できることならゲージ内で排泄したくないと思っているのだろうか。ゲージから出した直後に排尿されると我慢していたことが察せられる。

トイレの躾はなかなか大変そうだ。