ベトナム交通事情

なんでもホーチミンの人口は800万人強。バイクの数は700万台強。バイク天国ベトナム。見た印象ではホンダが7割、ヤマハが2割、スズキが1割といったところか。

信号の無い交差点でも前後左右からバイクが行き交うものだから混沌とする。左右に3メートルほどの間隔でヘッドライトが灯る車と異なり、1メートル間隔で密集するものだから夜の道はバイクの光の洪水となる。思わぬ煌びやかさ。


当初はフィリピンより危険な道路事情だと思った。

しかし慣れてくるとさほど危険も無いことがわかった。皆、お互いを避けることに非常に慣れている。道を横断しようとすれば大抵の場合、バイクや車の側が減速してくれる。

歩道も幅が優に5メートルはあり、歩きやすい道が多い。

歩道がろくに無く、車優先なフィリピンに比べて遥かに街を探索してまわりやすい。空気もフィリピンほど悪くないようだ。同僚が、サイゴンはマニラを綺麗にしたような街だと評していた。