運転手さん失踪の巻

夜12時過ぎまでずっと電話会議が続いたので、午後出社にして午前中は両親に付き合うことにした。Glorietta横のSMでブランケットやモップ、洗濯籠などを買ったのだが、いざ運転手にテキストを送っても返信無し。再度送って暫く待つも依然として応答無し。電話をかけてみると、圏外とのこと。電話の電池が切れたか圏外か。こうなると複数あるうちのどこの駐車場に停めたかを知らないので探しようがない。

困ったものだ。こうなると意外とお手上げだ。

結局親にはTaxiで帰ってもらい、夜の用事もTaxiで済ましてもらうことにした。適当に仕事を済ませていざTaxiで帰ろうと思うとようやく運転手さんから連絡が入った。ずっとSMの駐車場で待っていたとのこと。困った後に呆れ、しまいには疲れていたので別段、怒る気にもならなかった。ただ、どう対応してくるのかは興味があった。

会うと、何事もなかったかのような表情で車を回してきたが、どこにいたのか聞くと「Sorry sir, parking…no signal」とのこと。フィリピン人も非常にバツが悪いと薄らと笑みを浮かべる。ここらへんは日本人にも通じるが欧米人には通じにくいのだよな、などと思いながら車に乗り込んだ。場合によっては反省していない、馬鹿にしているなどと曲解してしまい、怒る欧米人もいるらしい。逃げの笑み。

反応を見る限り反省しているようだったので淡々とちょっぴり厳しく注意させて頂いた。常に電話が通じるようにすること、そしてメールを受け取ったら必ず確認の返信をすること。今後気をつけてくれれば良いのだが。少し長い目で見たい。まあ、どのような形であれ人と気持ちよく協働するにはそれなりの努力が必要なのだろうな。



ところで、以前KTVに行った折からお店のお姉さんから昼夜、未だにテキストメールを送られてくるのだが今日来たメールには「Kumsta ka Sato. I miss u」とある。Satoって誰よ?しかもI miss uとか言われてもねえ。ろくに行かない客にもせっせとメール営業、ご苦労様と苦笑した。たくさんの人に送れば混線するだろうね。


写真はコンドの入り口にあった羊歯の胞子。整然としている。