Tagaytay タガイタイ

正午に日本に発つ両親を見送り、午後は「柿の種」氏夫妻に誘って頂きタガイタイへ。マニラから60kmほど車で南に走ったところにある高地で避暑地として知られている。

見渡す限りのタール湖というカルデラ湖の中に後の噴火で出来た内輪山がある。高い建物がないので空が広く、非常に見晴らしが良い。周囲はさほど森が開かれておらず、緑の絨毯が広がる。マニラから1時間半ほどでこんなに自然溢れる景色に出会えるとは。標高が高いので風も涼しくて気持ちよい。

タガイタイは花や植木、果物が有名らしい。大通り沿いにフルーツスタンド、フラワースタンドが軒を連ねる。マンゴスチンは250Php/kgだという。街中のスーパーと変わらない。多分にふっかけられているようだが、面倒なので200Php/kgで購入。それからTagaytay名物のパイナップル。ほかにバナナ、大根やドリアン、ロンガン、パパイアなども売っていた。


その後に寄った植木屋さんでは思わず、紅いパイナップルを買ってしまった。食用には適さないらしい。確実に嫁さんに「また意味の無いものを買って!」と言われる。仕方が無い。


マニラにいると彩りの無さを感じるが、こうしてみると鮮やかな植物も手に入るのだな。


タガイタイは避暑地で週末を泊りがけで来る人も多いようだ。値段が張るが設えの良い小さなホテルがいくつもある。

Country Suites http://www.discoverycountrysuites.com/room-oxford.php
ここのOxfordという部屋はタガイタイを眺める部屋付き風呂がある。フィリピン生活に疲れたがビーチリゾートに行く余裕の無いときの起死回生の一宿としてとっておこう。とても良い料理の匂いがした。

T-House http://www.THouseTagaytay.com
ここはレストラン、マッサージ、宿泊ができる。夕食をここで取ったが、ズッキーニと茄子など野菜が美味しかった。値段もCountry Suitesの半額。普段はここでも良いかもしれない。

このようなコンセプトのある小規模の宿はとても好きだ。是非いくつか泊まって見たい。乗馬トレッキングもできるらしい。今度是非泊りがけで来たいものだ。