SOMS

ロックウェルの裏手のタイ料理屋に友人夫婦と行ってみた。前から気になっていた店でいつも路上に出したテーブルも客で埋まっている。知り合いも美味いと言っていた。やはり自分の舌で確認せねばなるまいよ。

  • 空芯菜の炒め物はとても美味しかった。シャキシャキとしていて食感が良い。シニガンに入った空芯菜といい、もしかしたらフィリピンで一番の野菜は空芯菜だと思ってしまう程。

  • タイ料理なのか不明だがグリーンカレーも辛さが足らなかったが美味しかった。
  • 期待したトムヤムクンはフィリピン人向けに随分とアレンジされていた。辛さはそれなりにあるのだが、それ以上に甘い。トムヤムクン本来の上品さもコクも覆い隠すような重たい甘さ。フィリピン人は本場トムヤムクンの味が好きではないのだろうか。
  • ビーフサラダは肉が硬い。日本のように相当薄切りの豚肉でしゃぶしゃぶ風にすればもっと美味しくなりそうな気がする。


  • パッタイはなにやら麺がピンク色。バンコクの物に比べても甘味が強い。量が相当多いだけに飽きの来る味が正直しんどかった。

店の繁盛振りを見る限り、フィリピン人にとってはとても美味しくアレンジされているのだろう。しかしどうしてもタイのタイ料理が好きで無意識に色眼鏡で観てしまうのでフィリピン人向けアレンジが楽しめない。

今のところ、ManilaPeninsula内のSpicesで食べるトムヤムクンが一番美味い。頃を見てDusitTaniのタイ料理に挑んでみたい。ただ、どちらも高級ホテルゆえに値が張る。やはり安く気軽に食べられる美味しいタイ料理屋が欲しいものよ。