「真のグローバル人材の育成」

そんなこと自分で書くわけが無い。人事部か誰かに勝手に解釈され珍奇な言葉を差し込まれている。芸能人が「根も葉もないことを書かれて困惑してます」なんてコメントを出している時の気持ちが万分の一ぐらいわかった気がする。
「真の」という部分が痛い。痛ましい。痛々しい。「偽のグローバル人材」と「真のグローバル人材」でもいるのかね。酔っ払いが酔ってませんと言う様に、真のグローバル人材を自負する奴は偏向主義的なローカル野郎の証左かもしれぬ。「真の」なんて言葉が出てくる口からは「真実は一つ」だとか自分が一番信じているものが絶対心理であると盲信しているような、視点や価値観の多様性を許容できない原理主義の臭いがする。
どこかで、「あー真のグローバル人材の育成とか書いてた人ね?」などと言われた日には病欠したい。書いてません。
せめて同じことを表現するならば「多様な環境に通用する人材の育成」とでもしたい。

飛行機乗ればグローバルってもんでもないし、外国に展開して外国人たくさん雇ってればグローバルってわけではなかろうに。グローバルとはなんぞや?存在しうるのか、架空の概念なのか。

小生の所属するGlobal Internal Auditの亜細亜支部は90%フィリピン人。Pinoy Internal Auditだ。

む。疲れが溜まってるかな。。。