ホワイトヒート-ブラジルの夕べ

コンドミニアム主催の無料パーティーがあるとのことで喜び勇んで友人を誘って参加した。テーマはBrazilian&WhiteHeat。全員白い服を着用とのこと。ブラジルでは正月を全身白い服を着てビーチやなんかで夜通し踊って祝う。3年ほど前にサルバドール近郊のボイペバ島で倣った風習を思い出した。

なにやら謎の太鼓で始まった。しばらくすると、謎の縦笛が加わる。尺八?なんちゃってジャポニズム?ブラジルの日系移民の音楽ということなのだろうか。風貌は。。。彫物から察するにフィジーニュージーランドのような南太平洋の島国の意匠だろうか。リズムはサルサでもカポエラでも、およそラテンの音楽ではない。


予約した人はBrazil Brazilが供するシュラスコ料理を楽しめたらしい。しかし予約していない人もサンミゲルプレミアムビールと焼き鳥、ブコジュースが無料で好きなだけ楽しめた。しかしこの焼き鳥、けしてシュラスコなんかではなく、フィリピンの屋台なんかで買えるものだ。

目玉のイベントはブラジリアンモデルによる水着ファッションショーということだったのだが、どうも褐色の肌のブラジリアンモデルは見当たらない。後で話す機会があったのだが、モデルはスロバキア人出身らしい。他にも東欧系がちらほら。どうりで色白なわけだ。

果たして正しいブラジル紹介になっているのだろうか。そもそもそんな心積もりがあったのか。まあ、地球の反対側でのジャパンフェスタではチョンマゲ男がカンフーを披露していたり、相手の目を見ながら手を合わせてお辞儀してたりするのだから、フィリピンでのブラジル理解なんてのもこんなものなのかもしれない。

褐色の肌に白い水着の映える姐御肌のブラジリアンが見たかった。