タクシー事情

フィリピンの物価は他のブログやサイトを見ている限り、日本の1/3から1/4ぐらいの感覚だと書かれていることが多い。

ちなみに今は円安ペソ高らしく1PHP=2.45円前後。

ガソリン価格は50PHP/L=120円であり、現時点での日本での価格170円と比較するとそんなに安いわけではない。初乗り運賃が30PHPである。ガソリン価格が70%であるのに対し、初乗り運賃は10%。そうとうタクシー運転手も商いが苦しいに違いない。

今日もタクシーに乗って数キロ離れた場所まで移動した。
乗り込んで、ドライバーがタクシーメーターを倒そうとしない。100ペソで目的地まで行くという。私がメーターを使わないなら降りると言い張ると、しかたなくメーターを使ってくれた。目的地まで結局45ペソ。客を降ろした後も、流しながら人の集まるタクシー乗り場に戻る間にもガソリンは消費されてしまう。型の古い彼らの車が日本のタクシーより燃費がいいとも思えない。車の償却費や諸経費を引いた後の彼らの収入を計算すると、どうやって生計を立てているのか不思議になる。


原油高に圧迫された結果、苦し紛れに遠回りしたり、強盗したりする輩が増えやしないか心配だ。多少多く払ってもいいから安全に目的地まで送り届けて欲しいものだ。日中のマカティー内を走る分には気が楽だが、夜ベイエリア間を1人で移動するのは正直不安になる。