最美商業施設 グリーンベルト

今日は生憎の雨だったが、引き続き周囲の散歩に励む。

歩いて5分ほどの距離に、マカティの名所のひとつのGREENBELTという巨大ショッピングモールがある。アヤラ財閥が開発したフィリピン屈指のお洒落スポットで外資系企業の集まるマカティの中心地にあるという点で、位置付け的にはミッドタウンのようなものかもしれない。

GreenBeltという名のとおり、中にはふんだんに緑が取り込まれている。ZEN gardenなのだそうだ。緑のあちこちには面白いオブジェもある。

客観的にみて、ミッドタウンや新丸ビルなんかよりもこちらのほうがデザイン思想や個性において優れているのではないだろうか。東京の新興再開発地区はどれも変わり映えのしないガラス張りか大理石張りの綺麗なビルばかり。憩う要素は無い。私は確実にこちらのほうが好きだ。東京にも一箇所ぐらいこんな緑と融合した商業施設があってもいいのではなかろうか。


タクシー乗降場


サファードの下。樹木は丁寧に手入れされている。


カフェ。2Fからもセロームが垂れ下がる癒し空間。


装飾貝を使ったランタンがぶら下がる大樹。もとから生えていたのか、これすらも移植してしまったのか。目を向けると諸所にアート空間。


GreenBelt5から中庭越しにGreenBelt3を望む。


建物内も微塵のすきも無く綺麗。マニラの流行最先端は遜色無し。


プラダ、バナリパからZARA、DIEZELまで何でもある。


室内照明もなかなか洗練されていて撮っていて楽しい。


店外装飾も皆個性豊か。


日本食の多いマニラだが、GreenBelt内ともなると一味違う。


緑に包まれた中にHaagen-Dazs。実に私好み。


最先端の流行スポットとしてのピカピカの装飾空間であると同時に、熱帯雨林でもあるこの融合性の見事さ。後ほど遠くから見てみたら、施設の屋上も緑化されていた。ううむ。気に入った。

手の届かない値段の店も多いけど、買い物することなくぶらぶらしていて楽しい。のんびりとベンチでくつろいでいる人も多い。しかもトイレが綺麗で紙もあるのが有難い。