金メダル

内柴正人選手、やってくれた。見事金メダル。ちょっと涙目。
やはり重量級の柔道より60〜80kgのクラスの柔道が技が冴えて良い。

自分の中のヒーローは野村忠宏。三大会連続金メダルの英雄にしてあの謙虚さ。練習嫌いの天才。それでも最後は素直に慢心したと語っていたな。あの小気味の良い体裁きは見ていて気持ちが良い。
http://jp.youtube.com/watch?v=Z1OHgah6v9M&NR=1

しかし一番好きなのは古賀稔彦選手の柔道だろう。
あの竜巻のような背負い投げ。どれも吸い込まれるように相手が巻き込まれ、空中で一回転する。投げの美しさ。かっこよすぎるわ。全盛時には投げの形になるまでわずか0.4秒だそうだ。1995年の世界選手権での全試合一本勝ちなんて凄まじい。
お互いがぐしゃりと潰れてどちらが勝ったのか曖昧な柔道と違い、投げた側、投げられた側が明確。ルール変更によって柔道は泥仕合っぽくなってしまったように感じてる人は少なくないんじゃなかろうか。
http://www.youtube.com/v/A6i3WaVNpGM&hl=ja&fs=1
3:14からの投げは美麗の一言に尽きる。


話題は変わってフィリピンのオリンピック事情。

  • マニラ(AP) フィリピンの五輪委員会は25日、8月8日に開幕する北京五輪で、最初に金メダルを獲得した選手に対し、950万ペソ(約2300万円)のボーナスを支給すると発表した。資金は政府が500万ペソを支出し、残りは事業家からの寄付金でまかなう。

フィリピンが金メダルを獲得したのは、初めて五輪に参加した1924年のパリ五輪で、それ以来はなし。メダルとしては、1996年のアトランタ五輪で、ボクシングの銀メダルが最後となっている。-CNN

フィリピンも頑張ってほしい。