子供たちと空手

NPOのドキュメンタリーの中で、一人の女の子が「私はこの施設で空手を学んだ。それを誇りにしていける」なんてことを言っていた。

NPO代表のはじめさんは筋肉ムキムキの空手家で、望む子供たちに空手を教えている。もちろん護身術としての有用性もあるのだろうけれども、稽古で培った忍耐や精神的な誇りのほうがむしろ重要なのだろうね。そして自信を持った強い大人になっていくのだろう。

小生が習得した職能はなかなか教えられるような物が無い。どこでも役に立つような類でもない。だから楽器を弾けたり空手を教えられる人が少しうらやましく思える。


まだ小学校低学年のこの子はやたらと型を真似して強がるのだけれども、どうせまだすぐ飽きてしまうからと胴着はもらえない。もっと忍耐強く練習できるようになってから。なんともかわいらしい。