ビアードパパのシュークリーム

最近はお弁当を持っていくようにしている。何せ安上がりだし安心して食べられる。そして大抵外食するより美味しいし健康的である。仕事が多いと机で食べてしまいがちなのだが、なるべく皆の輪に混じって一緒に食べようと心掛けている。

こちらの子は家からお弁当を持ってきている子が多い。汁物や肉料理なんかを電子レンジにかけてお米と一緒に食べている。お弁当の無い子も、外の店で食べるよりは持ち帰って同僚と食べるのを好むようだ。

ところで、会社の大先輩が転職してCEOに就任したこともあり、フィリピンでも支店をいくつか持つビアードパパというシュークリーム屋の感想をフィリピン人の同僚に聞いてみた。

グロリエッタのフードコートにビアードパパが1店あるのは知っているが、いつも閑散としており賑わっていない印象を受けた。小生が察するに、甘いモノ大好きのフィリピン人からしたらビアードパパのシュークリームは甘さが足らなさ過ぎるのが原因ではないだろうか。

ビアードパパを知っているかと聞くと、すぐさま「あー美味しいよね」という反応。Awareness80%。女性に限っては100%。Trialも80%。しかしRepeatはというとようわからん。そんなに甘くは無いがそれでも美味しいと受け止められているようだ。では頻繁に買わない理由は何故かと聞くと、それは味ではなく値段が高すぎるからなのだと。1個40-50ペソは比較的高給取りな同僚達でも割高らしい。

そう考えると、GreenBeltのような高級ショッピングモールではなくGloriettaのはたまたバロットが売ってるような大衆的なフードコートで売るのは顧客層と商品価格帯のミスマッチと言える。GreenBeltやFort、PowerPlantなどのプレミアムショッピングモールでジェラート屋のように高級志向の業態にしたほうが良いのではなかろうか。

結論、小生はサクサクしていないクリスピークリームドーナツよりビアードパパのシュークリームのほうが好きである。