Segoviaの街並みと水道橋


鉄道駅からバスに乗ってSegoviaの街まで行くと巨大な水道橋が出迎えてくれる。ローマの時代から1500年以上水道橋としての役割を果たしたと言うから驚きである。青一色の単純な空に連続したアーチが綺麗に映える。ローマ帝国が崩壊した後、1000年近く土木建築技術はローマ時代以上の進歩を見せなかったということなのだろうか。歴史と文化は単純な和ではなく、失われるものも多いらしい。その水道橋をくぐり、旧市街へと歩いて上っていく。

旧市街が保存地区となり、観光客相手の土産物屋や飲食店で占められるMadridやToledoと異なり、ここSegoviaは旧市街が依然として街機能の中心であるようだ。大通りに面した歴史的建造物の中にはSegovia在住の人を対象にした雑貨屋や家電屋、化粧品屋、子供服屋、CD屋などが並ぶ。古い街がそのまま生きているように感じる。