急遽、新嘉坡

急遽、シンガポールに行かねばならなくなった。内部監査の進捗が思わしくない。

上層部に非常事態宣言を出して協力を仰いでも、急にピストルを突き付けられたようだだと。そりゃこちらの台詞ですがな。部下を信じるのは原則だけれども、事態を客観視した上で非がある場合には改める必要がある。それをこちらに非はないという頭で対応してこられると厄介だ。何が約束通り協力が得られていないかを説明するのは気持ちの良いものではない。効率的なオペレーションやリスク低減なんぞを議論するその前の前で躓いている。そしてシンガポールスクランブル出張しないといけない事実には変わりなし。

それにしても内部監査評定という支社長の重要項目に影響あるとみるや、勤続15年、20年の先輩方が目の色を変えた対応や感情的な対応をしてくるのを目の当たりにすると複雑な思いもする。年度年度の短期目標や成績に縛られすぎてやいまいか。アサインメント在籍2,3年の短期間を落ち度なく成果を出すことに追われすぎてはいまいか。こんなんで本当に魅力的な事業、伸びる事業になるのかと買収後に伸び悩んでいるブランド群を見渡しながら思う。

外部から見て見栄えのする成果にするために何が必要かを回帰的に考えるのではなく、何を実現したい、何を達成したいかを内発的に動機づけられる人をどれだけ組織内に作れるかが重要ではないのだろうか。そしてそれをサポートできる仕組みになっているのか。ジョブローテーションにも適度というものがあるのではないだろうか。

まあしゃあない。マンゴーとは一週間のお別れか。