時は流れ

昔自分の上司だった女性が会社を辞めるとのこと。切羽詰った状況下ではその時の感情と虫の居所次第で一貫性の無いことを言われてやり辛いと思うようなこともあったが、常に正論を通し、隠し事せずに話してくれる良い上司だったと思う。辛抱とコミュニケーションの重要性を教えてくれた上司でもある。雑談の楽しい上司でもあった。2児の母でもあるとてもパワフルな小柄な女性。

人の去就はもはや会社での日常の一部で、机を並べたあの人もこの人も人生の一部をすれ違っただけのようなものなのかもしれない。13万人を有する巨大な会社では日本から米国に帰った上司すらもう一度お目にかかるかもわからぬぐらいだ。

ここ台湾でも半年前に監査に来た際にどぎまぎと答えていた新入社員が今や自信溢れ堂々としており、後進を教えていたりする。

時間も状況も流々転々としているのだなあ、などと遠目に感じた。