台風明け

嫁さんは結局一晩をわけのわからん場所で車の中で過ごす羽目になったが無事に家につけて何より。
空港は大勢がいる中、冷房が止まっており暑苦しかったが3時間の遅延で出発することが出来た。

同じ飛行機に乗る同僚は通常30分の距離を3時間かけてようやくたどり着いたとのこと。同僚の話を聞くと、シンガポールで買った宝物の30万円もしたマッサージチェアが駄目になっただとか、浸水してソファーが台無しだとか皆、なんらかの被害があったようだ。現時点で75人が亡くなっており、非常に多くの人が家財を失ったようだ。高台の高級住宅地は被害は軽微で大きな被害を被るのは貧しい人達。

大都会にも拘らず治水があまりにお粗末。公共事業は政府に責がある。FloodWayなんてのも出来てはいるが、そんなレベルでは追いつかない。中途半端なSuperHighWayの拡張事業よりも治水事業のほうが優先順位は高いのではないのかね。財閥の独占や寡占を許して競争力を失っていることなんかも周りまわって遠因となっているのかね。


空港でいつ飛ぶか分からない便を待ってぐったりとする人達。