上司と差し飲み

ベルギーにいる滅多に会えない上司と二人でアイリッシュパブに飲みに行った。ここは何種類かのベルギービールが置いてある。やはり美味いな。

食事の際には仕事の話を敢えてしない人なので、一緒に飲みに行ってもよいと思える数少ない社内の人だ。「昇進目指すには米国勤務して買収やら、そういう類の仕事をしないといけないんだけどどうも米国の食があわなくてねえ」なんてぶっちゃけてくる。彼の頭の中ではフランスが最高な国のようだ。

彼は自分で頑固者だと自覚している。是か非かはっきりしたことが好きで、細かいことはさほど気にしない。大局から舵取りをするタイプだ。細かい案件でいちいち自分の意見を求めるなとも言う。課長レベルで決めたいように決めろと。比較的文句も聞いてくれる。

まあいろいろと雑多な話をして、半年後にベルギーで会うまで頑張れよーと言われて別れた。いつのまに飲みすぎていて帰ったら意識がもうろうとするままベッドに臥した。