ユニクロの混雑

久しぶりに帰国し、冬服が無いので噂のヒートテックの肌着を買おうと訪れてみてその活況ぶりに驚いた。一人勝ちの様相。ここだけがとんでもなく混んでいる。流行とは無縁そうなおばちゃんも、若いお洒落な女性も、さほど服に興味のなさそうな親に連れられた高校生も、フィリピンから一時帰国中の男も。

皆がヒートテックに群がっている。ユニクロは安くて、機能的で、シンプルなデザインだという印象があるが、目玉商品以外は実はYシャツが2980円であるなど、さほど安くはない。いろいろと買ったら1万5千円にもなった。

今から来年の夏まで納車待ちとなっているプリウスも同様。圧倒的に売れている商品にはクリティカルマスを越えた説明しきれない勢いを感じる。そんな波を幾度も生み出しているのだからユニクロというやつは全く恐ろしい。

必勝ハチマキを締めてカラテスーツで挑む浅草。巨大帝国ユニクロに一矢を報いることはできるだろうか。