カジノResort World

国内線ターミナルNAIA3の近くにカジノが出来たと聞いていたが半信半疑だった。父が1週間のフィリピン滞在最後の夜なので、気になっていたResort Worldに繰り出してみることにした。

大したものを期待していたわけではないが、入ってみてその本格的な設備に感心した。残念ながらカメラは持ち込み禁止だとのこと。非常に広大なフロアの中央にバーとステージがあり、左右にはバカラ、ポーカー、ルーレット、大小、ブラックジャックなどのテーブルが無数に並んでいる。

何よりも重要なのは客が入っているということである。父曰く、昔はハイアットホテルにカジノがあったらしいがフィリピン人は禁じられていたそうだ。ここは見た限りフィリピン人が大半を占める。期待できそうだ。

バカラなどは最低掛金が500ペソ。ブラックジャックやポーカーで数台だけ最低掛金200ペソの台がある。しかしそれにも拘らず500ペソ台もフィリピン人富裕層で賑わっている。ドレスアップしたカップルもいるが、Tシャツを着たようなカジュアルな服装の人が多い。そんな人が平然と1000ペソチップで興じていたりする。モナコのような洗練は無いがマカオのような熱気がある。だから小生のような雀荘上がりには居心地が良い。

中央のステージでは1時間半ほどロシアから招聘されたダンサー達が見事な踊りを披露していた。ギャンブルしなくともステージを見ているだけでも楽しめる。次回は最前列のテーブルに座って1時間ほどショーを見ながらお酒でも飲むのも良いかもしれない。