フィリピン料理の宴

今日は週に一度の家政婦さんが手伝いに来てくれる日なので、Leeにフィリピン料理を試してもらうべく、
パンシット、ビーフシニガン、カモテキュー、アドボを作ってもらうことにした。

はっきりいって美味いと評判のグリーンベルトの高級店Sentroなどよりよっぽど家政婦さんの手料理のほうが美味い。しかも油を少な目にしてもらうなど好みに応じた微調整もしてもらえる。

この日も展開が読めないことに、Leeがコンドミニアムのジムで出会ったという韓国人が急遽家に来ることになった。家に飲みに招かれたそうだが、流石に女性の身ひとつで乗り込む気にはなれないが、それでも会いたいようなので結局うちに招く形になった。どうやらフィリピン女性をスカウトして韓国のバーなどに送り込んでいる所謂、プロモーターをしているらしい。女衒という裏の顔もありそうだとの友人の話。一見、人当たりがよく、礼儀正しく、警戒される風貌でもないので、なるほどこういう人が案外うまくそのような仕事を切り盛りできるものなのかもしれないなどと思う。まあ、彼の仕事は小生には関係のないことだ。適当に雑多な話に花を咲かした。

パンシットを10人分ぐらいも作ってくれた。どうやら嫁さんの「前回よりも少なめに」という要望を「前回は少なかった」と解釈されてしまったようだ。折角の美味しいパンシットを腐らせては申し訳ないので、急遽同じコンドミニアムに住む単身赴任中の友人も呼ぶことに。かくしてまたもや予想もしなかった賑やかな展開に。

モテキューは大学芋のような風味で大層美味かった。しかもべったりと甘すぎることも無い。今日の料理を食べた限りでは、Leeもフィリピン料理はなかなか美味いとの印象を受けたのではなかろうか。