タラゴン

Sonya’s Gardenでは香草茶を出してくれる。それに使われているのがタラゴンという香草なのだが、これが一鉢50ペソで売られていたので買ってきた。

どうやら買ったのは「フランス」タラゴンであるらしい。「フランス」タラゴンの原産地は「ロシア」で欧州から亜細亜に分布するらしい。近親種に「ロシアン」タラゴンというものがあり、こちらの産地は「アメリカ」らしい。なんとも紛らわしい。とどめに、「フランス」での呼び名は「フランス」タラゴンではもちろん無く、「エストラゴン」である。

ボサボサと生えている草の先っちょ二、三対を切って水洗いし、カップに放り込んでお湯を注ぐだけだ。焙じたり発酵させている紅茶や煎茶と比べると、香草茶はなんとも手軽だ。その手軽さの割りに美味い。


水と時折栄養さえやれば自己増殖してくれる。これってなんて素晴らしいことだろう。農業の原始的な喜び。

大都会の中の39階のベランダは直射日光と風が過酷かもしれない。どこまで持たせられるかわからないが頑張ってみよう。