パシフィコアズール

日本人経営で日本からも連休ともなると大勢が押しかける。非常に面倒見の良い日本人従業員がいらっしゃって懇切丁寧に面倒を見てくれる。

嫁さんがオープンウォーターライセンスを取得すべく受講したのだが、日本語講師がいなかったこともあり、スタッフの方が最初のうちしばらくは傍で見守り、適宜日本語で補足してくれたとのこと。また、近くのスパの予約をお願いしていたのだが、何度と無く連絡のつかないスパに電話を入れてくれていたようだ。


宿泊料金は1ダブルベッド、1シングルベッドのエアコンルームで1室3500ペソ。他にも2500ペソの部屋もある。宿泊料金は安く抑え、ダイブ本数で稼ぐ構造なのだろう。とはいえ、部屋も非常に清潔で、水流は弱いとはいえお湯は絶えなかったし、TOTO製のウォシュレット、Panasonic製のエアコンなどが入れられており、日本人が気にする水周りと空調には抜かりが無かった。EaglePointでは黴臭く稼動音の煩いエアコンに辟易し、すぐにお湯の切れるシャワーにもゲンナリしたので非常に対照的である。

ここでライセンスを受講すれば1年間ダイビング機材のレンタルが無料となる。しかし1ダイブが1300-1500ペソする上に、日帰り客ですら2本から4本潜るので固定客を獲得するにはよく計算された値段設計だと思う。

設備は豪華リゾートとは呼べる水準ではないが使い勝手のよい宿。時折、マンゴーの実が屋根に直撃してバンッという大きな音を立てる。

http://www.pacificblueasia.com/jp/