京都からお坊さんご一家が来比

京都のとある世界遺産にも選ばれている古刹の禅寺で副住職をされている友人一家が遊びに来てくれた。神戸にいたときには友人や外国人をつれてよくお邪魔し、お世話になっていた。

私立小学校に通う12歳の娘さんと9歳の息子さんがいるのだが、なんでもクラスメートの殆どは海外旅行に行ったことがあり、海外を知らぬはお寺の子供その二人ぐらいなのだという。副住職である友人はドイツの大聖堂に禅のデモンストレーションに行ったり、昨年秋にもフランスの大聖堂で行ったイベントがテレビにも上映されたそうで、「お父ちゃんばかり海外に行ってずるい」と今回のフィリピン行きが決まったそうである。

初の海外旅行がフィリピンだなんて素敵ではないか。ハワイやグアムなんて行こうものなら、友人に「どこ行った?」「あそこいいよね」なんて如何にも他の子の後追いになってしまう。共通の話題を持つよりは「フィリピンってこんなところなんだよ」という話題を友人の間に持ち込んでもらいたいものである。

フィリピンは果たしてどう子供たちに映るだろうか。