将来に備える-家

この先どうなるかわからんし、持ち家を持っておくというのもありかもな。

いざ何かがあって一時的に収入が激減、あるいは途絶えるようなことがあった場合、賃料を払わないといけないのと、とりあえず雨露をしのぐことのできる寝床があるのとでは大きく違う。不確かな将来に向けて、そういう資産を持って置くのもありかもしれない。心の余裕ができるってなもんだ。

ちなみにマニラのフォートボニファシオのセレンドラの物件情報をもらった。最近漸くウエストタワーが完成したらしい。イーストタワーの賃料は P 118,730/sqm、つまり1平方メートルあたり24万円ほど。82平方メートルのある物件はVAT諸経費込み、駐車場一台分込みでP 10,685,735-なので大体2100万円ぐらいか。ハイストリートのお洒落なレストラン街とマーケットマーケットに挟まれたマニラ屈指の立地のよさを考えるとお勧めだと言われた。ケソンでもP100,000/sqm前後の物件が普通なので、フォートボニファシオならば買いだとアピールしている。しかし騒音は煩そうだし多雨な気候と造りの適当さもあってフィリピンの建築物の劣化速度は速いので20年後にどれだけ価値があるか。そもそも、昨今のフォートボニファシオのコンドミニアムは供給過剰だろう。ワンロックウェルも然り。値崩れするし古いコンドミニアムは益々価値が下がる。

マニラで2000万円出すなら京都の味わいのある50-60平方メートルほどの木造物件が1000万円以下でちらほらある。洛北のほうの物件をリフォームして、単身者向けに、あるいは学生向けに定期借家で貸し出すのも悪くなかろう。定期借家ならば6ヶ月前の告知で契約をいつでも終了させることができる。知人はなかなか面白そうなお寺さん保有の2階建て町家物件を400万円で購入し、リフォームしたらしい。年に5000円ほどを払えば永年使用できるらしい。そういうのも面白い。

500万円の物件に300万円ほどリフォームし、7万円で貸せれば表面利回り10%でまわるのか。DIYでリフォームしたらもっと安くあがらんかな。情緒を活かす一方で水回りは念入りに整えれば、築年数の古い物件は面白いかも。しかしもし立て替える場合に接道面積が十分あるか、消防法や建築基準法を満たすような敷地かどうかもよう調べておかないといけないのだろうね。京都の木造物件は表面利回りと実質利回りが随分違いそうだ。

米ドル、豪ドル、ユーロに現金資産を移したが、高くなるのには時間がかかりそうである。いや、ユーロなんぞ110円前後で固定されるなんて話も聞くぐらいだ。130円ぐらいには戻ると踏んでいるのだが間違えたか。。。

こんな感じの別荘も悪くないけれども。。。