マンゴー

やはりフィリピン生活をマンゴー抜きでは語れませぬ。なにせマンゴーは「チェリモヤ」「マンゴスチン」とともに世界三大美果。どれも南国でないと味わえない果物。個人的には「マンゴー」「和梨」「葡萄」なんだが。

フィリピンのマンゴーは一般的にペリカンマンゴーと呼ばれるCarabao種が中心。完熟すると黄色くなるが、緑の状態でもサラダにしたりジュースにしたりして酸味を楽しむ。たまにマンゴーを食べるとかぶれる人がいるが、これはマンゴーが漆科に属しウルシオールを含むかららしい。

ちなみに赤くなる「太陽のマンゴー」「アップルマンゴー」と呼ばれる宮崎や沖縄のArwin種とは異なる。


ペリカンマンゴーの良い所は太陽のマンゴーのように濃縮されたこってり濃厚な甘さではない分、あっさりと毎日楽しめる。それでもって価格も手ごろ。これが重要。

この、皮を反り返らせて、パカッ と開く瞬間が感慨無量。
今日もわれながら惚れ惚れする芸術的な剥き方。