日本食材 自炊しろということ

フィリピン人スタッフと毎日食事に行くと、脂っこくてしんどくなる。お昼にMcDonaldに行こうかというので、McDonaldは勘弁してくれと頼んだ。そして連れて行ってくれたところはHotShotというハンバーガー屋である。McDonaldと大して変わらんが皆、うまそうに食べる。


暑い日には 素麺、お茶漬け、梅干、心太、野菜炒め、冷奴。。。海外生活では日本食が恋しくなるもの。あっさりした繊細な味が恋しくなるもの。。。

しかしフィリピンにはある。正直言って値段に拘らなければ思いのほかある。これはフィリピンで最大の都会マニラのさらに中心地だからだとは思うが。

MakatiのCOOP(近々閉店してしまうらしいが)やYamazakiといったいくつもある日本食料品店では乾麺や柚子ポン酢を始めとする調味料、缶詰、CookDo、冷凍食品から空輸されて届く日本の野菜までなんでもある。牛蒡、榎茸、しめじetc

日本から飛行機で4時間の国である。たくさんのフィリピン人が日本で働いた経験があり、たくさんの日本人がフィリピンに出張で、遊びで訪れる国である。

庶民派スーパーのSMでも豆乳、絹/木綿豆腐や焼肉のタレ、片栗粉、練り山葵から日本のチョコやスナックまで売っているし、フィリピン産のササニシキもある。現地にはヤクルトやリポビタンも普通に売っている。高級スーパーRustansに行けば、そこにも日本食材がある。

10年、20年前はもっと不便だったのかもしれないが今はとても便利だ。この品揃えの良さはルーマニアやトルコでは考えられない。

あっさりとした健康的な食生活を送りたければ自分で料理しろということだと思う。主食を全て日本食材に頼るのは高くつくが、現地の食材を日本の調味料を使って味付けして食べればさほどかからない。よりあっさりとアレンジしたフィリピン料理、東南アジア料理を覚えるのも良いだろう。フィリピンに来たからには料理の腕を磨かねば。思わぬところに大きな課題が出てきた。