ベルギーチョコ ピエールマルコリーニ


ベルギーと言えばチョコレート。昔はベルギーがアフリカの植民地化に励んでいたことも関係あるのだろうか。カカオはアフリカで生産され、世界最高のチョコレートはベルギーで生産される。


こちらは王室御用達のゴディバ

ブリュッセル中心部にはチョコレート屋がひしめき合う。観光地だからだとも思ったのだが、実際にベルギー人のチョコレート消費量は非常に多いらしい。一年間に7-8kgだというのである。あの濃厚なチョコを8kgも食べていたら歯がズキズキしそうだ。チョコレートの消費量と虫歯あるいは歯磨き製品に何か相関はあるのだろうか。


同じく王室御用達のノイハウス。ここのチョコクッキーはべら棒に美味い。これほどの美味いクッキーは久しぶりに食べた。

ピエールマルコリーニという店のチョコレートを買って来いとの嫁からの指令。このピエールマルコリーニという奴はブリュッセルに1店舗しかない。正確には2店舗で1店はケーキなど、もう1店でチョコレートが売られているのだが、そこらじゅうに店を構えるノイハウスやゴディバとは異なる。23ユーロほどするチョコの詰め合わせを1箱買ったのだが、通常字は30ユーロするそうで、日本銀座店では3倍の値段で売られているそうである。1箱1万円のチョコレートなんて狂気の沙汰である。
まるで宝石店の中の様である。客の見える前で金の受け渡しをさせないという拘りも感じられる。


ところで、ピエールマルコリーニは既に売却されてネスレの傘下だそうである。高級外車のジャガーがインドの会社の一部になってしまったようなものだ。まあネスレ傘下だろうが美味ければ関係ないが。