マニラ情報

夜、RYOさんと食事に行った。フィリピンに住んでいる人の話はなかなか参考になる。

やはりSangoはレシピや業務ノウハウごと売却され、経営者が変わったとのこと。それなりに名の知れた店が経営者が変わって味が悪くなることはあれど良くなることはそうそうない。日本のモスバーガーで働いていたという元経営者だからこそそれなりだったのだろうに、日本のモスを知らない人に渡ってしまっては心もとない。新経営者はモスをよく知っているのだろうか。PowerPlant店は繁盛しているが、日本のモスバーガーが好きな身からするとさらに遠のいた印象がある。あの固めのサクサクのバンズやトマトの旨みの感じられるソースの味が懐かしい。さらに欲を言えば、ライスバーガーも焼き締めていて欲しいし、焼肉ライスバーガーの焼肉は汁を少なくしたほうが良い。

新しい運転手が働き始めてくれたこともあり、犬探しを再会したい旨を話した。新聞に載っているブリーダーの情報を頼ろうと思っているが、最悪はTiendesitasから買おうと思っていた。しかしRYOさん曰く、友人に購入して一ヶ月もしない間に犬が死んだケースなどを聞いておりTiendesitasは全くお勧めしないと教えてくださった。確かに随分と売れ残って大きく育ってしまい、檻の中を狂ったように徘徊する犬なども見かけるし、十分なケアをされているようにも思えない。飼い始めた後にトリミングに来る分には問題なさそうだが。

さて、今日行ったSango横に新規開店した日本料理屋、鎧兜のディスプレイがあったり、ウェイターが皆色浴衣を着ていて風情があるなど雰囲気はそれなりなのだが、肝心の料理は極普通。酢の物や酒のツマミの品揃えが脆弱で揚げ物に偏重しすぎている。この値段を払うなら田辺や呉竹、場所柄からは瀬里奈で十分だろうな。日本人駐在員に日頃から利用してもらいたいのか、フィリピン人にお洒落でフィリピン人好みの日本料理屋として利用してもらいたいのか軸が見えづらい。恐らくは後者なのだろうがそれにしては値段が高くないだろうか。