台湾監査終了

前日は誰もが深夜まで残っていたらしい。深夜1時まで監査チームと台湾の担当者との間でメールのやり取りが続いていた。

夜もレビューをしたのだが、朝一番の会議に備える為に監査チームリーダーが朝7時に電話をかけてきて出社前にホテルの部屋で事前ミーティングをしたいと言い出した。非常に責任感があって頼もしい。

報告会議は結論としては恙無く終わった。しかしやはり現地法人の社長が会議に加わるとなると前日の会議と雰囲気は一転する。やはり存在感というか威圧感があり、社長が一瞥するだけで社員は静かになりもする。比較的硬派な社長だと思う。穏やかな口調でも不明瞭な箇所には厳しい質問をぶつけてくる。社長が一番予想していなかった角度からの意見を求めてくる。これを監査チームリーダーが全て応答するのはまだ難しい。自分も冷や汗を掻きながら受け答える。

半年間協働してきたこともあり、ある意味お互いに苦痛をともにしたこともあり、会議は社長の労いと謝意の言葉で締められ、終了後は非常に和気藹々とした雰囲気に包まれた。緊張から開放され、胸を撫で下ろす。マニラっ子はこんなとき大抵開放されすぎて若干羽目をはずしすぎるのはいつものこと。

皆で打ち上げがてらディンタイフォンに小龍包を食べに行った。一仕事がうまく終わるとやはりなんとも爽快な気分になる。


ディンタイフォンの裏方も美味い小龍包を食べさせてくれる為に山積みの蒸篭に囲まれて汗をかいてくれているのですな。