血液検査@The Farm

薬指の先にチクリと針を刺し、滲み出た血を10倍、1000倍の顕微鏡で観察しながら医者が説明をしてくれる。

健康な赤血球は重なることなく、真円を描く。それが脱水症状気味であったり高脂質であると動きが緩慢になり、赤血球が犇めき合い、重なり合う。また、コレステロールクリスタルやバクテリアの有無で血液の酸性度など様々な原因を推測できる。


まずは三人の中から最も不健康そうな小生が挑戦してみた。結果はというと見事なまでの金平糖のような赤血球が散見された。ストレスが原因である可能性が高いらしい。しかも血液は粘性が高く、水の摂取も足らぬらしい。なぜか、出張が多いからだとか、夜の電話会議が多いからだとか必死に弁解していた。頑張って働いている証拠だと都合の良い解釈をまでする始末。

現在マニラで英語修行中の主婦である嫁さんの赤血球を診ると。。。ここまで同じ人間で違うものなのか。同じ食事をしているはずなのに。綺麗な真丸でサラサラと動いている。

仕事についている友人の赤血球を診ると、金平糖のような球は少ないが、重なりあっているものが多い。粘性が高いらしい。昨夜の猫鍋状態同様、血液まで寂しがり屋なのかと冗談を言い合う。

三人の結論は、働かないとストレスは少なく血液はサラサラ、赤血球は丸くなるということになった。仕事辞めたい。笑