ルーマニア

ウクライナの国旗は空の青に黄金色に実る豊穣の大地の黄色。でもそれはウクライナに限った話ではない。

車窓から眺めるルーマニアの平原は美しい。

真向かいに座っている老人はどんな人生を送ってきたのだろうか。年は70歳だろうか。80歳だろうか。

第二次世界大戦を幼い目で見て、共産主義に塗り替えられていく様を眺め、共産主義の理念が失意のうちに終わる中で働き盛りを過ごしたのだろうか。彼の目には今のルーマニアはどう映っているのだろう。


まだ辛うじて残された共産主義時代以前の美しい建物。これらも再興されて欲しい。