ボラカイは美味い


Boracayの食事は総じて安心して楽しめる。比較的裕福な観光客が訪れるので質重視になっているのだろうか。セブやボホールよりも水準は高いように感じる。3泊4日では飽きることなく、試したい料理店を全て試すことなく終わった。会社の後輩に「是非行くべき」という店のリストをもらった。どれも海沿いで探すのは難しくない。


HawaiianBBQ
Station 1の近く、Beach Roadが始まるあたりにある。たっぷりとソースをかけて焼いた巨大な肉塊スペアリブを出してくれる。全くパサパサすることなく、スプーンで肉を切ることが出来るほど柔らかい。2人で食べるのに十分な量だ。これで475Php。リゾート価格なのだろうが、納得は行く。マンゴーソースにつけた鶏肉も少し甘めだが悪くない。


Jona’s
Station 1の近くにある。ここのフルーツシェイクが美味いらしい。何が違うのだかよくわからないが確かに美味い。マンゴーシェイクはどこで飲んでも大抵美味いがここも美味い。
この店はフルーツシェイクだけが取り得かと思いきや、頼んだタコスが皮はパリパリとしており、中はチキンが熱々の状態で出されて大層美味かった。海の家の片手間料理を想像していたのだが、丁寧に調理されている。

Paradiso Grill
Station2のDmall付近にある。ParaisoGrillという紛らわしい名前のレストランもあるがこちらのほうが良さそうだ。極彩色の伊勢海老や団扇海老、蟹、蛤、帆立、様々な魚の中から気に入ったものを店頭で選び、調理方法を指示して店内で頂く。実感としては蟹をチリクラブ仕立てにしたものと車蝦が身がぷりぷりとしていて美味かった。海老や蟹はキロあたり1500ペソ近くするが、蛤や帆立は12個で200Php=400円ほどしかしない。夜には生演奏をしている。


Aria
Boracay随一のイタリアンらしい。Station2のDmallの近くにある。結局食事はしなかったがここで食べたマンゴーチーズケーキもクラシックチーズケーキもあっさりとした日本で食べるような甘さ加減のものであった。次回、食事もしてみたい。

D’taripapa
ここは市場で土産物のほかに中央には魚市場がある。伊勢海老、団扇海老、蟹、烏賊、蛤、帆立、鶏肉、牛肉などをここで購入して付近のレストランで調理してもらうことができる。また、ナミホテルも具材を購入すれば調理費だけで出してくれるそうだ。伊勢海老でキロ1100Php、蟹が800Phpが言い値だった。どこまで値切れるかわからないが買って持参したほうが安上がりではあるようだ。ただ、ディナー用であれば1日暑い日の中で晒されていたものよりレストランが早朝仕入れて氷の中で管理していたものの方が安心できる。

Nami
そして予想外にホテルの料理が美味かった。朝食ががっかりするほど、そこらの屋台の味のような甘ったるく脂っこい焼き蕎麦だったので、おっかなびっくりホテルでのディナーを頼んでみたが嬉しい方向に裏切られた。眺望を楽しめるバルコニーに料理を全て無料で運んでくれる。

Sarpicaoという名のテンダーロインのグリル、ガーリックバターで味付けされた魚介類、マンゴーとエビのサラダ。そこにマンゴーシェイク二つ、紅茶、トリュフケーキがついて1700Php程。この眺めとこの料理はそこらの5ッ星に引けをとらない。