2009-07-27から1日間の記事一覧

バリ美術

美術収集家ネカ氏の個人コレクションを展示した美術館なのだがその質量に大いに驚いた。 このバリならではの独創的な絵画様式。時代の中で多様な様式が生まれている。全体的には細密画が多いのだが、色使いがなんともやさしい。極彩色の森深い地で生まれなが…

バリの遺跡

1日車をチャーターして周辺の遺跡を観光して廻ることにした。10時から夜まで日本語の堪能なガイドがついてガソリン代混みで50ドル。ルートの決められたツアーではなく、好きな場所に好きなだけいられることを考えればお値打ち。ウブドゥ東部にある遺跡をまわ…

カンプンカフェ

帰路、タガラランの棚田に立ち寄り、アスレチックのような棚田の畦を上り下りしてみた。まるで立体迷路である。畦は所々水を含みすぎて柔らかくなっている。足を滑らせても2メートル下の棚田に落ちるだけなのだが、泥だらけになることを思うと怖い。若干ハラ…

カフェMURNI'S WARUNG

川沿いの緑溢れる眺望を備えた美術ギャラリーのようなカフェレストラン。調度品のひとつひとつが魅力的でまるでアジアンインテリアショップのような雰囲気。質感のある巨大なガネーシャの銅像がドスンドスンと置かれており部屋全体の雰囲気を決定付けている…

バリの石像

ウブドゥの街中には至るところに苔むした古い石像が溢れている。 苔むしているというのが小生にとって重要な点である。悠久の時の流れ、静謐さ、普遍性を感じるには石像が苔むしていないと、雰囲気が出ない。ぴかぴかの角の立った肌の白い石像では人工的な印…