旅行

夕陽

バルト三国は既に北欧と呼んでも良いのではなかろうか。日が沈むのが21時半頃であり、随分と日が長い。19時ごろに仕事を終えても太陽はまだ高く、空は突き抜けるように青い。おかげで街を散策する余裕がある。しかし残念ながら観光地の旧市街といえ、20時も…

タリン 土産物

こてこての観光客の土産物なのだろうけれども、やはりこういうものを見てまわるのは楽しい。安い置物なんぞに手を出すと、大抵はガラクタ化してしまうので、実用性のあるものをなんとか探そうとする。しかし実用性のあるものは似たり寄ったりの類似品が大抵…

エストニア人

いつも旅から帰って撮った写真を振り返ると、ブログには基本的に載せるつもりのない身内の写真か景色の写真ばかりなので、ブログに乗せる写真は大概素っ気無いものになる。旅の楽しさはそこで接する人との出会い、人の活気。そこでなかなか抵抗があることな…

タリン エストニア

ヘルシンキからフェリーで数時間、サンクトペテルブルグから近いといった地の利もあり、タリンは人気の観光地のようだ。 もし小生にも1,2週間の休暇が取れたならばロシアから北欧に抜ける通過点として、あるいは北欧めぐりにおけるアクセントとしてタリンを…

琥珀

針葉樹の樹液が1000万年以上の年月を経て固化したものが琥珀だそうだ。ポーランドとリトアニアに挟まれたロシアの飛び地であるカリーニングラードで世界の琥珀の90%を産出し、残りがバルト海沿岸国で産出されるそうだ。つまり乱暴に言えば琥珀はバルト海沿…

中世の趣

はて。映画「指輪物語」に出演されてませんでしたか。。。確か名前はサム。 まるでホビットの村の酒場のような店だった。上に爪先が反り返った靴は豊かさの印なのだという。見栄を張って高く反り返った靴を履くのだとか。 ハンザ同盟時代の中世の衣装なのだ…

リガ ラトビア

BalticAirで2時間飛び、バルト三国はラトビアの首都リガに来た。タラップの無い空港を歩いて横切り、簡素だが新しく現代的な空港を出てタクシーに乗る。黄緑色のタクシーはどれも新しく清潔で快適である。街は緑に包まれ、見る限り建物は綺麗に手が入れられ…

リガの街角

後日談

賑やかで明るい一家が日本に帰国した。無事に着いたとのメールの中に帰国直前の運転手さんとのやりとりを書いて下さっていた。運転手さんが嫁さんに可愛らしい犬が一匹いると写真を見せてもらったそうで、何やら私達にくれようとしていたようだったのだが、…

Sonya's Flower

マニラ市街地はコンクリートジャングルなものだから、彩り豊かな花を見ると何やら癒される。高地だと日本でなじみの植物も見かける。

Sonya’s

ここに泊まるのは何度目だろうか。来るたびにSonya’s Gardenのコストパフォーマンスの高さ、充実度を再認識する。 今回は2階建ての一軒家を丸ごと貸し切った。トイレ、バスルームが計4つ、ダブル、クイーンサイズベッドが計6つ、シングルが1つにデイベッド…

乗馬

タール火山湖をボートを借りて渡り、二重火山を馬で登った。ボート代1800ペソ、馬代1人600ペソ。 前回友人を連れてきた時とは上陸した場所が異なり、火山湖までの登山ルートも違った。林の中を30分近く歩くコースで、前回の砂埃だらけ、馬糞だらけのコースよ…

Antonio’s

存在は知っていた。何やら予約困難なタガイタイで一番とも評されるイタリアレストランである。値段が高すぎるとの声もある。2時を過ぎんばかりで昼食を取るタイミングを逸しかけていたので、試しにAntonio’sに向かってみることにした。看板の指示に従って左…

Casita Ysabel

大人子供問わず、1泊1人朝夕食がついて税込み4650ペソ。 インターネットサイトの写真に惚れて予約してみた隠れ家リゾート。壁の色使いや調度品、カシータのデザインなどは落ち着いていて好みである。オーナーは品の良さそうな中華系の顔立ちの女性で、若い頃…

朝の座禅

7時から眺望の良い空間で座禅をする。クラブイザベルの女性オーナーLindaが是非参加したいと言って加わる。般若心経で始まり、さほど長くない時間座禅し、またお経で終わる。お寺で瞑想するのに比べ騒音が大きい。南国の鳥の声のほうが喧しいのだろうか。さ…

陸に干上がった珊瑚

潮が退いた磯を歩くと珊瑚や海綿なんかが夕陽に照らされていた。一晩の間乾いても、干上がっても生きていけるとは知らなかった。 マンゴーから魚への置き土産。翌朝、潮が満ちたら魚が食べることだろう。

島巡り

9時には出航すると聞いていたので朝5時半に家を出てきたのだが、9時を過ぎても出航する気配は無い。そんなものか。最初は宿から15分ほどの距離にあるMalicaban島の岬にバンカーボートを係留してシュノーケルをすることになった。しかしここは潮の流れが想像…

ハネムーンマラソンフィナーレ

入籍が2008年の7月で一緒に生活を始めたのが同年11月、挙式が遅れること9年の4月だったので、挙式後に入籍し共同生活を始める例に比べると随分間伸びしている感がある。そんなわけでいつまでをハネムーンとみなしたら良いのか、いつを祝えば良いのかも不…

ココナッツハット

椰子ってのは素晴らしく万能だな。気候さえ合えば砂浜ですら生育するし、椰子の実の汁は喉を潤し、白い果肉はココナッツミルクとして食べられるし、殻の繊維は断熱材になったり加工して器になったり。幹も建築材に使ったり様々。椰子の繊維は服にもなる。椰…

エルニドの珊瑚礁

アイランドホッピング、ラゲン島でのシュノーケリング、ラグーンツアー、そしてシークレットビーチで珊瑚礁を連日楽しんだ。エルニドはセブやボラカイなどに比べて珊瑚礁は見劣りするとの先入観は大きな過ちだと知る。珊瑚までが浅く非常に近距離で魚を見る…

エルニドの従業員

ラゲンだけでなんと100人もの従業員が住み込みで働いている。14人のアクティビティーガイドに始まり、フード&ビバレッジと呼ばれる飲食担当、清掃担当、事務、庭担当などなど。3階建ての従業員宿舎が、72段の石段を越えた宿泊客の目に付かぬ入り江の脇の…

エルニドの珊瑚礁

アイランドホッピング、ラゲン島でのシュノーケリング、ラグーンツアー、そしてシークレットビーチで珊瑚礁を連日楽しんだ。エルニドはセブやボラカイなどに比べて珊瑚礁は見劣りするとの先入観は大きな過ちだと知る。珊瑚までが浅く非常に近距離で魚を見る…

秘密の浜

もうひとつの裏メニューめいたものがこのシークレットビーチである。波が高い日には決行されないこと、何十人もを連れて行く容量が無いこと、若干遠くにあることなどの事情からか、アクティビティーガイドからの全体への案内には含まれていないコースである…

月夜の孤島での特別な夕食

エルニドでは宿泊者全員には案内されない裏メニューめいたものがある。そのひとつがこのプライベートディナー。 完全に日が沈んで暗くなった19時過ぎに、ビュッフェディナーに集まる他の宿泊者を尻目に船に乗り込む。二人だけの客を乗せて船を15分ほど走…

アクティビティー

エルニドリゾートの目玉は既に料金にアクティビティー代が含まれていることだろう。おそらく別メニューならばそんなに詰め込まないだろうし、皆が特定のアクティビティーに集中してしまうと思われる。ラグーンツアーは参加するが、誰もココナツハット作りや…

ロッククライミング

よもやエルニドに来てロッククライミングをするとは。2億5千年万年前の石灰岩の岩肌は尖っており、ずり落ちようものなら肉を切ってしまわないかと室内クライミングとはまた別の緊張感が生まれる。 嫁さんも体験コースの壁を登った。ロッククライミングは体…

ラゲン

Ten Knots Corporationという会社が経営する当リゾートにはラゲン島とミニロック島に向かい合うように宿泊施設がある。日本の砂糖メーカーをはじめ10社からの投資で作られた会社らしいが、日系資本は既に引いてしまっているらしい。 ラゲンは湾を囲むよう…

エルニドリゾート

珊瑚が微塵に砕けて積もった白砂に照り返されてエメラルドグリーンに光る浅瀬、その水面から垂直に数十メートルほども隆起した島々が点在する。こんな幻想的な景観に囲まれて泊まれる高級エコリゾートがあったらさぞかし素敵だろう。しかし目ぼしい都市であ…

ノートルダム

ゴシック建築様式を発明した人は素晴らしい。ゴシック様式あってのステンドグラスな訳だから。ノートルダムを訪れた印象は、スペインやオーストリアの巨大聖堂を昨年繰り返し訪れていたこともあり、至って普通なものだった。静謐さの無い宗教施設は味気ない…

Mango at Sonya’s Garden

ブリュッセルからの出張の疲れを癒すべく、愛犬を伴ってソニア婆さんの人気の宿泊所へ。実はソニア婆さんは大の犬好きで、犬同伴は大歓迎なのだという。かつてTuwinaというヨークシャーテリアを飼っていたようで、ソニア婆さんのおそらくは自費出版本である…